まず用意するのは希望・予算・質問メモ

初回相談は、模範回答を用意して採用試験のように合格を目指す場ではありません。自分の希望を伝え、料金と支援内容を確認し、相談所側と利用者側の双方が相性を確かめる場です。ただし、会社によっては入会資格の確認や審査を兼ねるため、条件は予約先の案内で確認してください。

当日は次の3点を決めておけば、質問に答えるだけで終わりにくくなります。

  1. 結婚したい時期と、婚活に使える月額予算を仮決めする
  2. 全社へ同じ質問をするため、質問メモを用意する
  3. 見積もりと契約条件を持ち帰り、予算や他の候補と照合してから決める

所要時間は会社や相談方法で異なるため、予約確認メールの記載を優先してください。時間が明記されていない場合は予約先へ目安を聞き、「○時までに終了したい」と開始時に伝えます。

相談先が決まっていれば、資料請求を挟まず予約先の案内を確認できます。まだ候補を広げたい場合だけ、資料請求と個社相談の選び分けを使ってください。

無料相談で聞かれやすいこと

ツヴァイの公式案内では、現在の状況、理想の相手、結婚への思い、これまでの婚活経験を聞くと説明しています。IBJのオンライン相談案内も、これまでの婚活状況、理想の結婚生活、相手の条件を確認するとしています。パートナーエージェントも、活動状況と希望条件をヒアリングしてからサービスを説明する流れです。

複数社の案内をもとに整理すると、次のような質問が想定されます。

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聞かれやすいテーマ 質問の例 聞く目的として考えられること
現在の状況 今はどのような婚活をしていますか 今の方法で困っている点を整理する
婚活経験 アプリ、パーティー、相談所を使ったことはありますか 合いそうな出会い方を提案する
結婚時期 いつごろまでに結婚したいですか 活動期間とペースを組み立てる
結婚観 どのような家庭や暮らしを望みますか 条件だけでなく生活像を確認する
相手への希望 年齢、地域、仕事、価値観などの希望はありますか 紹介・検索できる範囲を確認する
生活と活動時間 休日や仕事後にどのくらい活動できますか 面談、お見合い、申込みの現実的な量を考える
不安や悩み 婚活で何が一番不安ですか 必要な支援を整理する
予算 月会費や初期費用にどの程度まで使えますか 提案するコースや活動期間を検討する

職業、年収、学歴、婚姻歴などを確認される可能性もあります。これまでの恋愛歴を必ず聞かれるとは、今回確認した公式案内からは言えません。無料相談でどこまで回答や証明が必要かは会社によって異なります。答えにくい質問には、「その情報は何のために必要ですか」「今日は概算でよいですか」「正式な入会を決めた段階で回答したいです」と確認して構いません。

独身証明書や収入証明書は、通常は入会手続きで提出する書類です。無料相談の予約案内に持参指定がなければ、原本を先に用意する必要はありません。

相談先は、地域・話し方・知りたいことから絞る

同じ無料相談でも、店舗で担当者と話すのか、自宅から希望を整理するのかで選ぶ先が変わります。相談の予約が取れることと、入会後に自分の希望地域で活動できることは別々に確認します。

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先に確認したいこと 候補の選び方 予約前の質問
対面で担当者の説明を聞き、活動の進め方まで相談したい 通える店舗がある会社。個社候補はパートナーエージェント 通える店舗、相談終了時刻、希望地域の会員範囲、担当者支援を含む見積もり
来店を避け、結婚観や希望を自宅で整理したい オンライン面談を明記する会社。個社候補はnaco-do Zoomの接続・カメラ、相談内容、活動対象地域、継続面談の方法
会員検索やマッチングを体験したい 体験内容の明記がある会社を相談前データから選ぶ 閲覧できる情報、本人確認、希望条件での検索範囲。単なるサービス説明かどうか

下の2社は、対面での継続支援を確かめたい場合と、オンラインで希望を整理したい場合の候補です。総合順位ではなく、通える地域と相談方法から選んでいます。他社を含む相談方法・体験内容は、無料相談の公式情報比較で確認できます。

予約前には「当日は情報収集のみ。契約せず、見積もりを持ち帰りたい」と伝えて構いません。希望する相談方法が選択できない場合は、別の方法で申し込まず、その窓口へ確認してください。

当日の流れは5段階。ただし体験内容は会社で違う

公式案内で確認できた共通部分を、一般的な順番に並べると次のようになります。

1. 受付・アンケート

氏名や連絡先に加え、婚活状況、希望条件、結婚観などを記入します。オンラインの場合は、事前フォームへ入力することもあります。

2. 希望と悩みのヒアリング

アンケートをもとに、結婚したい時期、現在の婚活、相手への希望、困っていることを話します。条件がまだ曖昧でも、「子どもを望むか」「仕事を続けたいか」「転居できるか」など、将来の暮らしから考えると整理しやすくなります。

3. 仕組み・会員範囲・サポートの説明

自分で検索するのか、担当者から紹介されるのか、月に何人へ申し込めるのか、面談はどの頻度かなどの説明を受けます。ここは各社の差が大きい部分です。

4. マッチング体験やプラン提案

会社によっては、入力した条件を使って候補人数やプロフィール情報を確認できます。閲覧できる情報の範囲は会社や体験内容で異なります。たとえば相談前データに掲載したオーネットの来店体験では、顔写真・個人情報を除いたプロフィールの確認が案内されています。予約する方法でも同じ体験ができるかは、事前に確認してください。

表示された人数は、その時点の検索・シミュレーション結果であり、実際に紹介される人数、お見合いできる人数、結婚できる可能性を保証するものではありません。集計の対象会員、重複、休会者、双方の希望を反映しているかを質問してください。

5. 料金説明・質問・希望者だけ契約

入会金、初期費用、月会費、成婚料、オプションなどの説明を受けます。IBJの公式案内は、契約手続きを「希望者のみ」としています。無料相談へ行ったこと自体は、入会の同意ではありません。

所要時間は何分?会社・相談方法による差

以下は、相談前データと同じ公式情報から表示している相談方法・時間です。「明記なし」は短時間・無制限という意味ではなく、予約前に聞く項目です。

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無料相談の方法と所要時間(公式公開情報)
相談所相談方法所要時間
ツヴァイ店舗(予約制)。遠方など来店が難しい場合はオンライン相談も案内
公式で確認 · 公式出典(確認日
1.5時間〜2時間程度
公式で確認 · 公式出典(確認日
オーネット店舗またはオンライン
公式で確認 · 公式出典(確認日
オンライン予約枠は1〜1.5時間が目安
公式で確認 · 公式出典(確認日
サンマリエ店舗での来店相談と、対象地域で月1回開催する出張個別相談を案内
公式で確認 · 公式出典(確認日
来店無料カウンセリングは40分
公式で確認 · 公式出典(確認日
naco-doZoomによるオンライン面談
公式で確認 · 公式出典(確認日
90分ほど
公式で確認 · 公式出典(確認日
フィオーレ来店またはオンラインの無料カウンセリングを案内
公式で確認 · 公式出典(確認日
確認した公式公開情報では明記を確認できず
明記なし・要問い合わせ · 公式出典(確認日
パートナーエージェント店舗またはオンライン
公式で確認 · 公式出典(確認日
確認した公式公開情報では明記を確認できず
明記なし・要問い合わせ · 公式出典(確認日

「無料相談は必ず60分」「どの会社も2時間」とは言えません。同じブランドでも、来店、オンライン、出張、マッチング体験付きかどうかで変わります。2社を同じ日に予約するなら、移動と延長を考えて間を十分に空けてください。

持ち物は5つ。証明書は予約案内を確認する

ツヴァイは特別な持ち物は不要とし、筆記用具とメモ帳があると安心と案内しています。無料相談のために独身証明書や源泉徴収票まで用意する必要があるとは限りません。

予約先から指定がなければ、手土産も用意する必要はありません。

実用上は、次の5つを用意すると比較しやすくなります。

  • 予約確認メールと店舗までの経路
  • この後に掲載する質問リスト
  • 希望条件を「譲れない・相談したい・広げられる」に分けたメモ
  • 6カ月と12カ月で払える予算の上限
  • 回答、見積額、担当者の印象を残すメモまたはスマートフォン

本人確認書類を求める会社や、マッチング体験に条件がある可能性はあります。持参物は予約完了画面と確認メールを優先し、不明なら事前に問い合わせてください。

オンライン相談では、ビデオ会議用の端末、安定した通信、イヤホン、充電環境、周囲に会話を聞かれにくい場所も準備します。カメラのオン・オフは会社によって扱いが異なるため、顔出しが難しい場合は予約前に確認します。

服装はお見合い用の正装である必要はありません。ツヴァイは清潔感がありリラックスできる普段着、サンマリエはきれいめな私服を案内しています。仕事帰りであれば、その服装でよいか予約先へ確認すれば十分です。

こちらから聞く質問リスト12項目

無料相談の目的は、入会後の活動と総額を具体化することです。候補が複数ある場合は各社へ同じ質問をし、回答を記録してください。

  1. 私の年齢・居住地・希望条件で、検索対象になる会員はどの範囲ですか?
  2. その人数に休会者、重複会員、私を希望条件に含めない人は含まれますか?
  3. 毎月の紹介人数と申込み可能数は、それぞれ何人ですか?
  4. 紹介は条件一致、AI、担当者推薦のどれですか?
  5. 入会から6カ月・12カ月活動した場合の総額はいくらですか?
  6. お見合い料、写真、パーティー、連盟利用などの追加費用はありますか?
  7. 担当者との定期面談は何分・何回で、料金に含まれますか?
  8. 普段の相談方法、返信の目安、担当変更の手順を教えてください。
  9. 申込みやお見合いが成立しない月は、何を見直しますか?
  10. 休会中の料金、申告期限、利用できない機能は何ですか?
  11. 中途退会時の精算・返金と、退会申告の期限を教えてください。
  12. 「成婚」の定義と、成婚料が発生する時点はどこですか?

会員数や成婚実績を説明されたら、数字の大きさだけでなく、集計期間、対象者、計算方法も確認します。国民生活センターも、希望条件に合う人が必ず紹介されるとは限らないため、サービス内容、提供回数、期間、費用を契約前に理解するよう案内しています。

主要サービスの公開料金を先にそろえたい方は、結婚相談所の料金・サポート比較も開き、無料相談でもらった個別見積もりと照合してください。

無料相談の面談中・退店時に使える断り方例文

オーネット、パートナーエージェント、IBJのオンライン案内は無理な勧誘をしない旨を掲げ、ツヴァイとサンマリエはその場で入会を決める必要はないと案内しています。ただし、担当者や店舗ごとの実際の応対は、公式ページだけでは確認できません。

理由を詳しく説明するより、「今日決めない」「連絡は不要」を短く伝えるほうが意図は明確です。

最初に即決しないと伝える

今日は情報収集が目的です。契約はせず、見積書と資料を持ち帰って比較します。

面談の冒頭で伝えると、最後の意思確認も短くしやすくなります。

候補として持ち帰りたい

ありがとうございます。ほかの相談所でも同じ質問をしてから決めます。本日は見積書と契約条件を持ち帰ります。

回答期限を約束する必要はありません。自分から連絡したい場合は、「必要になればこちらから連絡します」と加えます。

今回は入会しない

比較した結果、今回は入会しません。今後の電話とメールでの案内も停止してください。

「忙しい」「家族に聞く」だけでは、時期を変えれば契約する可能性があると受け取られることがあります。見送ると決めたら、入会しない意思と止めたい連絡手段を明示します。資料請求後や無料相談後の電話が続く場合は、資料請求後の電話を断る例文と停止手順も参考にしてください。

今日だけの割引を提示された

本日は契約しません。割引の対象プラン、適用条件、通常料金、期限を書面でください。条件を比較してから判断します。

割引額だけでなく、契約期間、必須オプション、中途解約の条件まで見なければ、総額が安いか判断できません。書面で確認できない条件を前提に契約するのは避けましょう。

断っても説明が続く場合は、「契約しません。今日はこれで失礼します」と伝えて退店または通話終了して構いません。断った後も勧誘が続く、契約条件を示す書面を持ち帰れないなど、必要な説明や手続きに不安が残る事業者とは、その場で契約しないでください。

もしその場で契約して後悔したら

サービスの提供期間(役務提供期間)が2カ月を超え、契約総額が5万円を超える結婚相手紹介サービスは、特定商取引法の「特定継続的役務提供」に該当する場合があります。消費者庁の特定商取引法ガイドでは、対象契約は法定書面を受け取った日から8日以内なら、書面または電磁的記録でクーリング・オフできると案内しています。

すべてのプランが自動的に対象になるわけではなく、起算日や通知方法も契約状況で変わり得ます。対象となる場合は期限内に書面または電磁的記録で事業者へ通知し、送信記録の画面や通知書の写しを保存します。電話で相談するだけでは手続きが完了しない可能性があるため、対象か判断できないときは契約書、申込書、支払記録、メールを手元に用意し、早めに消費者ホットライン188へ相談してください。

持ち帰ってから比べる判断表

相談当日の高揚感ではなく、書面に残った条件で比べます。次の表を1社につき1枚作り、空欄があれば契約前に質問してください。

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判断項目 持ち帰る情報 見送る・再確認する状態
費用 6カ月・12カ月の総額見積もり 必須オプションや成婚料が不明
出会い 紹介数、申込み数、利用する会員ネットワーク 会員数を「必ず会える人数」と説明された
希望との接点 自分の条件で検索対象になる範囲 集計条件や対象時点を説明できない
サポート 面談頻度、連絡方法、担当変更 「いつでも相談」の具体的な方法が不明
終了条件 休会、中途退会、返金、成婚の定義 契約書面を持ち帰れない、説明が口頭だけ
担当者との相性 質問への答え方、急かさないか 不安をあおり、即決だけを求める

候補が複数ある場合は、同じ質問をして総額、活動量、サポート、退会条件をそろえると違いが見えます。相談件数を増やすための予約は不要です。1社に絞れていても、この4点に空欄があれば契約前に再確認します。

無料相談へ行く前の最終チェックリスト

  • 予約メニューと所要時間を確認した
  • 店舗相談かオンライン相談かを確認した
  • 結婚したい時期と月額予算を仮決めした
  • 希望条件を「譲れない・相談したい・広げられる」に分けた
  • 12の質問を保存した
  • 退店・終了したい時刻を決めた
  • 今日は契約せず、見積書を持ち帰ると決めた
  • 持ち帰った見積もり・契約条件を読み直す日を決めた

無料相談でうまく話す必要はありません。分からないことは分からないと伝え、担当者が希望を整理してくれるか、質問へ具体的に答えるかを見るだけでも比較材料になります。

見積もりを持ち帰った後も決めきれない場合は、結婚相談所の入会を迷うときの判断基準で、「お金・イメージ・自信」のどこが未解決なのかを分けてください。未確認事項が残るなら、入会を急がず再質問することが現実的な選択です。

次にできること

対面とオンライン、自分が話しやすい無料相談を選ぶ

通える対象店舗で担当者と話したい方はパートナーエージェント、来店せずZoomで整理したい方はnaco-doが候補です。予約できる地域・相談方法・所要時間を確認し、本文の質問を持って相談しましょう。

  • パートナーエージェント:通える店舗と予約対象条件を先に確認する
  • naco-do:Zoomで相談できる環境と面談枠を確認する
  • 相談当日は希望条件の紹介範囲・総額・入会を持ち帰れるかを確認する

公式出典